自動給餌器

キャットフードの離乳食

猫を迎え入れるタイミングは人により違いますが、捨て猫を拾った場合はまだ生まれてからそれほど時間が経っていないという事もありますから、成猫用のキャットフードは食べられません。

生まれて間もない猫は母猫からお乳をもらいますが、すぐにすてられたり母猫とはぐれてしまったりしたような場合は、人間がミルクを飲ませます。
生後4週間くらいで歯が生えてくるので離乳食が食べられるようになりますが、個体差もあるので食べないときは哺乳瓶で猫用のミルクを飲ませてあげてください。
歯が生えていない子猫にミルクでは補いきれない栄養を補給できるのが、離乳食のメリットです。

離乳食は市販されている物もありますが、子猫用のキャットフードを猫用のミルクにふやかしてペースト状にしてもOKです。
子猫には成長に必要な栄養素やカロリーがあるので、できれば成猫用ではなく、子猫用のキャットフードとミルクを用意してください。

子猫用のキャットフードは1歳まで与えますが、離乳食にも段階があります。
最初はペースト状にして形が残らないようにします。
まだ自力では上手に食べられないので、指に乗せて口に運んであげます。
次第に慣れてくると自分で食器に顔を突っ込んで食べられるようになります。
最初は一度にたくさんの量を食べられないので、5回くらいにわけて食べさせます。

キャットフードは年齢別に変えていきます。
成長に合わせてミルクからお湯に変え、柔らかさも少しずつ調整して、最終的には生後3ヶ月くらいまでにドライフードが食べられるようにしていきます。